地域おこし協力隊を経て集落支援員に

地域おこし協力隊を経て、期限付き集落支援員となった榊原さん。地域に愛され、今や自他共に認める「室戸の中山間集落に最も精通するオトコ」

そんな 集落支援員 榊原弘之さん が室戸へ来た、きっかけを振り返ってもらいます。



DSCF0156-1 榊原弘之(28)
出身地:東京都

移住年:2013年
前職:世捨て人

担当:集落支援員(中山間集落支援、協力隊総括)



3年間協力隊として活動後、集落支援員として活動してます。経験や地域でのネットワークを活かし、新たな協力隊のサポートをしてます。まだ、何も始まっちゃねえのよ。

地域おこし協力隊に応募しようと思ったきっかけ

田舎や地方に興味があったため。最長3年の中で、学ぶことが多いと感じました。


室戸市を選んだ理由

ダーツの旅で偶然刺さったので。そんで来てみたら、眼前に広がる海と大地に惚れました。この自然に生きる人、この室戸に生きる人に近づきたくなったんです。あとは実家から遠くて知らない場所。辛くなっても逃げられないから。だから俺は強くなった。それと先輩の協力隊やOBがいない場所。先越されたら悔しくなる。だから俺にも道は創れた。


地域おこし協力隊のミッションは?

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中山間集落支援。特産品づくり、イベント企画。集会所新築。百歳体操。雑務。その他、移住やPR発信も。


室戸に来て、協力隊になって よかったこと、大変だったこと

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よかったこと

青い海、深い大地、旨い飯、篤い人、熱い言葉、尊い文化。オンリーワン。

大変だったこと

事務仕事、雑用。協力隊=何でも屋とする森羅万象との付き合い。コミュ力ゼロ、経験ゼロ、地方在住ゼロの男が、よくここまでやってきたなあと思う。ひとえに地域の人々のお蔭様です。

「楽しいことをやりたかったら、楽しくないことを誰かがやらなきゃいけない。」不毛地帯室戸で何かを耕すために、いつもこの言葉を言い聞かせ続けてきました。現在は新しい協力隊が来て、一所懸命に苦労しながら耕す姿を見て、ここに来て良かったなあとも感じてます。


これからのこと

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2017年3月で集落支援員としての活動は終了します。ありがとうございました。今後は未定です。分からないから人生は面白い。またどっかでね。


地域おこし協力隊に応募する人へのメッセージ

まず一度室戸に来ればいい。
他の協力隊に逢いに来ればいい。のんびり田舎暮らしがしたいなら、もっと環境のいい場所はたくさんあると思う。それでも室戸を愛し、室戸に生きたいのならば、是非とも来て欲しい。あなたに逢いたい。大丈夫。まだ何も始まっちゃいないから。