目的・目標(事業概要)

羽根町中川内地区は、室戸市の西側に位置する、人口80人ほどの中山間集落です。室戸でも屈指の清流羽根川の河口からおよそ5キロに位置する中川内には、市内唯一の中山間の中川内小中学校があり、美しい自然とあたたかな人々に囲まれて、子どもたちが豊かに育っています。過疎や高齢化が進行する中、学校の存続と地域の発展のため、地域おこし協力隊とともに、様々な取り組みで地域を応援していきたいと思います!


これまでのあらすじ

地域おこし協力隊から数えて4年目の【中川内の活性化】。

「中川内ってなんか面白いよね」
と、地域外の方からの声を聴きはじめました。

とりわけ、地域の30代~40代のお父さんを中心に結成された地域活性化団体「中川内来多郎会」での活動は、中川内小中学校の山村留学や地域コンサート、そしてラーメンづくり!?まで、小さな積み重ねを通して、着実に前に進み始めています。

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主な中川内地区活性化プロジェクト


短期親子山村留学の概要と課題

室戸市立中川内小中学校では、夏と冬に短期親子山村留学を行ってます。

短期親子山村留学は、親子で2泊3日ほど中川内地区の暮らしや学びを体験してもらい、移住や学校につなげてもらえるような制度です。中川内の山村留学は、学校以上に地域を知ってもらい、好きになってもらえるよう、来多郎会を始めとした住民の方々と触れ合う時間をたくさん作っています。

特に夏場は、学校PTAが主催する毎年恒例の「そうめん流し」に参加してもらいます。室戸と言えば雄大な海のイメージですが、山間部の川の綺麗さは、四万十や仁淀ブルーにも負けないほど綺麗です!

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過去にも山村留学をきっかけに、移住して来てくれた家族もいます。

しかし中川内地区には空き家がほとんどなく、学校を気に入っても、地域に住んだり通学するのが難しいという課題があります。また、来多郎会自体の資金も少なく、山村留学の活動に使える予算にも限りがあるため、今後は資金調達についても、地域住民と考えていかなければなりません。


短期親子山村留学と中川内来多郎会の今後

現在、中川内来多郎会では、山村留学や学校に関心を持ってくれた移住希望家族に向けて、山村留学用の体験住宅を建てたいと考えています。

まずは地域に根付いてもらえる環境創りからです。資金はクラウドファンディング(インターネットを活用した資金調達です)を活用して、体験住宅を建てるだけではなく、外に発信してPRするようにしていきたいと考えます。

また、地域、行政、学校の相互理解を深めるため、イベントで「来多郎ラーメン」を出店して、地域の頑張りと資金調達を行ってます。これが結構な評判でして、毎度完売してます!


とにかく、山村留学だけではない、地域の頑張りを外にも発信することで、多くの人が中川内に視線を集めてもらえるように、今後も頑張っていきたいです。

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(毎度好評「来多郎ラーメン」)


他にこんなことも・・・

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中川内の畑では、80代や90歳!のおばあちゃんが、今日も元気に野菜を作っています。
しかし車や交通手段を持たないため、市内の道の駅や直販所に持って行くことが難しく、余った野菜は捨ててしまこともあるそうです。

そこで地域おこし協力隊として始めたのが「庭先集荷」です。毎週一回、集会所に持ち寄ってくれた野菜を集荷し、市内の道の駅キラメッセ楽市に代理出荷しています。




おばあちゃんたちからは、「生きがいになってる」、「これからも元気に野菜を作り続けたい」という声も聞こえるほど好評で、今後はこういった地域の野菜を活用した特産品づくりやイベントを、おばあちゃんたちの楽しみとともに続けていけたらと考えています。


中川内のこれからと未来

今後は自分が関わらなくても、中川内来多郎会の活動が自立してほしいと考えています。

学校は、あと数年すれば地域の学生もほとんどが卒業していきます。地域の象徴である学校存続のためにも、山村留学を通して、一人でも多くの移住者とファンが、中川内を好きになってもらいたいと思います。

今後もこのブログを通して、中川内の魅力や活動を紹介できればと思います。