目的・目標(事業概要)
移住促進室では、移住者を一人でも増やすために、
移住体験ツアーや移住促進住宅の整備、県外の移住促進フェアでのPRなどを行っています。
先月までのあらすじ
室戸市の民間移住支援グループ 『室戸生活亀鶴(むろといきいききかく)』が主催する
移住体験ツアーを毎年3回~4回程度行っています。
移住促進室でも、事前準備などを行っていましたし、
地域おこし協力隊としても、企画の立て方などの勉強会に出席したり、
知識を蓄えておりました。
今回の本題~移住体験ツアー開催~
「定置網漁見学移住体験ツアー」と題し行われた今回のツアーは
1泊2日の日程で開催されました。
1日目は室戸を知って頂き、
2日目は漁業を知って頂く・・・ということで、
2日目は室戸市の主な漁法である大敷網漁(定置網漁)を、
室戸市の椎名という地域で見学させて頂きました。
ユネスコ世界ジオパークセンターで待ち合わせ&見学
バスで室戸市に来られる方が多かったので、
ユネスコ世界ジオパークセンターで待ち合わせ。
余談ですが、大阪から室戸への高速バスがあるんですよ!知っていましたか?
なんばからジオパークセンターまで6時間…!
週末に大阪に遊びに行ける距離!!
ジオパークセンター内のガイドをお願いし、
まずは、室戸市の事を知って頂きます。
移住者の先輩との座談会
室戸市を知って頂いた後は、
室戸市に移住するっていう事がどういうことか、
酸いも甘いも丸ごと見せる!
移住者の先輩へお話を聞きに行きました。
漁業に従事している先輩の松尾さん(中央)。
移住者さんからの質問に、解りやすく丁寧に、
そして良いところも悪いところも正直にお答え頂きました。
ご協力ありがとうございました。
今回のメインイベント 大敷網漁の見学!!
そして、翌日。朝6時。
「もう(大敷の船が)帰ってくるき!はよ乗り!!」の声に慌てつつ、
船に乗り込み、本日のメインイベント、大敷網漁の見学に行きます。
船長はホエールウォッチングも行っている長岡さん。
同行解説は元椎名大敷漁業長の安岡さんでお送りしています。
航行すること、30分程で…
海を見つめる皆さんの視線の先に…!
大敷網漁だーーーーー!
(注:実物はもっと大迫力だったんです!
船が揺れてて写真がうまく撮れなかっただけなんです。ほんとに。)
船は大分揺れていたのですが、元漁業長さん曰く、
「今日は船が揺れんでえい」とのこと。
揺れてる!とても揺れてる!!
ほら波が!こんなに!!
船素人の私は、陸に上がったらふらふらでした。
※私は飲んでなくても平気でしたが、
酔いやすい方は、酔い止めを飲んでいくのが良いそうです。
陸に上がったら、大敷網漁についてや、
室戸市でなぜ海洋深層水が取れるのかなど、
細かく解説して頂きました。
大敷網漁は定置網漁の一種で、
入り口から魚の特性を利用し、細かく区切られた網の中で
魚を獲る漁の事です。
いいタイミングで上げないと、魚は網から出てしまうらしいです。
一度入ったらずっと定置網内にいてくれるものだと思ったら、
「魚はそこまで馬鹿じゃないきね」とのこと。
メインイベント~その2~ とれた魚をさばく!!
本日の大敷網漁で取れた魚を頂きます!
メジロ!!鳥じゃないやつ!
出世魚のブリですが、ブリの一歩手前がメジロだそうです。
(魚に関して無知でして・・・魚のメジロを初めて聞きました)
他にもノドグロなどおいしそうな魚がたくさん!
魚のメジロ(写真右)
やり方を教わりつつ、どんどんさばいていきます。
さばいているだけで涎が…皆はらぺこです。
まあ!おいしそう!!
新鮮すぎるので本当は、刺身で食べるなら明日のほうがおいしいとの事。
新鮮すぎるから、待った方が良いなんて、
都会じゃ聞けないセリフですよね!!
他にも、椎名のお母様作の
こけら寿司、海苔巻、タケノコの煮物や胡麻和え、鹿肉のアヒージョなど・・・!
なかなか食べられないものがずらり。
個人的に一番おいしかったイタドリのトマト煮。
イタドリって山菜なんですが、
たぶん高知でしか食べないけど、とてもおいしい山菜なのです。
なんでこんなに美味しいのに、他の県では食べないんでしょうね?
そんなこんなで移住体験ツアーはおしまいです。
もちろん、漁師になりたい!!って方にはおすすめなのですが、
室戸を体験してみたい!行ってみたい!!という方にもおすすめしております。
漁を見学しよう→漁師になれ!!っていうびっくりな勧誘は行っておりません!!
食費・交通費を除いて、 船に乗ったり等の体験料は無料!
是非室戸市に来てみませんかー?
次回は夏~秋ごろを予定しております!
最新情報は室戸市役所田舎暮らしFacebookにてお知らせします!
最後に、ご参加くださった皆さん、
ご協力いただいた皆さん、
この長い記事を最後まで読んで下さった皆さん、
大変ありがとうございました。
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